カウンセリング学位プログラム(博士前期課程)

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特色 領域 教育方法 研究指導 本コース教員・院生が関わる様々な活動 カウンセラーの養成 「認定カウンセラー」資格の取得 「学校心理士」資格の取得 専修免許状の取得 教育訓練給付制度 院生間の交流・OBOGとのつながり

入学をご検討中の皆様へ(学位プログラム制に関するご案内)

取得学位修士(カウンセリング)
募集定員23名
授業形態平日=夜間  土曜=昼夜間
教員数8名(2021年度現在)
入学料282,000円 (2021年度入学者例)
授業料前期:267,900円  後期:267,900円 (2021年度入学者例)
その他入学料免除制度  授業料免除制度  日本学生支援機構 教育訓練給付金制度

 

特色

丸の内線茗荷谷駅から徒歩2分の立地にあり,関東圏からのアクセスが非常に容易です。また,仕事を続けながらの通学や修士号取得が可能な教育体制・カリキュラムを整えています。

本学位プログラムの教育課程には,次の2点の特徴があります。

  1. カウンセリングを心理療法や治療的カウンセリングに狭く限定せず,広い範囲にわたる援助活動としています。このため,心理臨床,企業の人事労務管理,職業・家庭・教育・福祉の諸問題,発達障害,高齢化に伴う心理的問題など多様な領域に係るカウンセリング活動を内容としています。
  2. リカレント教育の視点からカウンセリング学習をとらえているため,教育方法の力点が基礎研究よりは,現実場面での問題解決という実践的なアプローチに向いています。そのため理論研究者の育成というよりは,研究能力および高度の専門性を備えた専門的職業人の育成および再教育を志向しています。

また本学位プログラムでは,カウンセリングを広義に解しているため,指導陣の研究的・実践的背景もカウンセリング心理学,臨床心理学,健康心理学,社会心理学,産業心理学,老年心理学,発達心理学,学校心理学など多彩な分野にまたがっています。

詳しくはカウンセリング学位プログラムのWebサイトをご覧ください。

領域

学生の教育研究・指導上の手がかりとするため,次の領域を設けています。

  1. 家族・福祉領域
  2. 学校・教育領域
  3. 産業・社会領域

これらの領域は,学生の専攻領域を限定するものでなく,学生が研究課題を完成する上で,視野の広い柔軟性のある研究や実践・臨床モデルを各自が創造できる手がかりを与えることを目的としています。

教育方法

学生は,課程修了に必要な大部分の科目を1年次に履修し ,2年次以降は修士論文の作成に充分な時間を確保できるような科目編成をしています。

授業は,講義形式のほかに,事例研究方式,課題討論方式,ロールプレイを含む臨床実習など,実際的要求に応えた体験学習も組み入れています。また,研究方法は統計的処理によるものはもちろんのこと,質的研究法や,事例研究法などによる課題解決方式も歓迎しています。

研究指導

研究指導に関しては,学年担任を置き,学生個々人の状況を配慮しながら研究活動が行えるよう支援する体制を取っています。

また1年次には,年3回の研究構想発表会の場を設けており,個々の研究テーマの明確化を支援しています。加えて,研究指導教員と学生との的確なマッチングを目標として,コース内の複数の教員との面談を行う,”研究室訪問”の機会を設けています。
さらに2年次には,修士論文構想発表会・中間発表会・最終発表会を目安としてコース内の全教員からの研究指導の場を設けつつ,2年間で円滑に学位修得ができるような体制を整えています。

本コース教員・院生が関わる様々な活動

カウンセリング学位プログラム(博士前期課程)では,教員や院生が中心となり,数多くの研究会・研究プロジェクトを幅広く展開しております。また,本HPに掲載している授業科目以外にも,多くの研修会や公開講座が開講されています。これらの情報については,随時,本HPでもご紹介しております。

詳しくは,カウンセリング学位プログラムのWebサイトをご覧ください。

カウンセラーの養成

カウンセリング学位プログラム(博士前期課程)では,筑波大学心理・発達教育相談室と連携して,カウンセラーの養成を行っています。ケースカンファレンスの参加,相談面接への陪席を経て,教員によるスーパービジョンのもとで,筑波大学心理・発達教育相談室の相談員として相談業務にあたることもできます。一定の専門性を有する現職社会人大学院生がその独特な視点を発揮しつつ,カウンセリングのトレーニングを受けることができる貴重な場となります。

「認定カウンセラー」資格の取得

カウンセリングコースは,日本カウンセリング学会の「認定カウンセラー」資格認定試験に関する受験資格カリキュラムを有する大学院として認定されています。

本コースで修士の学位を取得し,カウンセリング学会の会員として1年以上経過した場合に,資格認定試験(試験方式)の受験資格が付与されます。なお,本コースの在籍者が,入会後1年以上で受験し,試験に合格した場合は,修士課程の修了を条件として認定証を得ることもできます。

詳しくは,日本カウンセリング学会のHPもご参照ください。

「学校心理士」資格の取得

カウンセリング学位プログラムおよび本学の関連学位プログラム・専攻での関連科目を履修し,日本学校心理士会の「学校心理士」資格に必要な科目単位を修得できます。なお,これらの単位は本学位プログラム修了要件の単位としても数えることができます。
※「学校心理士」の受験に際しては,一定の実務経験を積むことも求められます。

詳しくは,学校心理士認定運営機構・日本学校心理士会のHPもご参照ください。

専修免許状の取得

カウンセリングコースでは下記の専修免許の課程認定を受けています。

  • 高校 公民

当該免許状あるいは教科に関する一種免許をおもちの方,また,一種免許に係わる所要資格を得られた方は,カウンセリングコースで開講される所定の科目(教職に関する科目)を24単位以上取得していただければ上記の 専修免許を取得することができます。
なお,これらの単位は本コース修了要件の単位としても数えることができます。詳しくは,社会人大学院等支援室 教務担当までお問い合わせください。

教育訓練給付制度

カウンセリング学位プログラム(博士前期課程)では,2006年度4月入学者から,教育訓練給付制度が適用されています。

詳しくは,厚生労働省のHPを参照されるか,もしくは,社会人大学院等支援室 教務担当までお問い合わせください。

院生間の交流・OBOGとのつながり

本コースに所属する院生は,キャリアや年齢も非常にさまざまであるという特徴があります。これまでの人生経験が異なる者同士が一同に学び,語らい,助け合う中で,幅広い視点を身につけ,各々の問題意識とともに修士論文に取り組んでいきます。また,本コースのOB・OGも交えた同窓会(ホームカミングデイ)も定期的に実施しており,異業種・他分野の方々と広く関わり,人脈を広げる機会も豊富にあります。